キャンプ地で水の確保が困難な場合、当たり前ではあるが、水の携帯が必要となる。そこでペットボトルで水を購入しそのまま持ち運ぶのも良いが、特別なキャンプにするためにはキャンティーンも雰囲気のあるものであれば、そのキャンプを格別のものとしてくれるはずだ。
私が所有しているキャンティーンは米軍払い下げの1QTキャンティーン1945年製である。1QTとは１クォートの事で約１Lの液体の量を表す。したがってこのキャンテーンには約１Lの水が入る。ちなみに4クォートで1ガロン、8クォートで1ペックと定義されている。１回のキャンプで１Lの水だけではギリギリの量ではある。そのフォルムはアルミで覆われていれボディーにUCMC1945の刻印がされている。
キャンテーンカップはキャンテーンの下部がすっぽり収納できるようになっている形状で取っ手が折りたためるようになっている。上の画像のカップのフタはROTHCOのフタを別で購入し代用している。
このキャンティーンカップはお湯を沸かすには丁度良い大きさで即席のラーメンやスープを作るのにも適しているだろう。ソロキャンプには最適という事になる。焚き火の際は火に直接投入し沸かす事もできる。しかしそこで気をつけたいのはフタをしないと焚き火の灰がカップのなかに灰ってしまうという事。そのため私はフタも購入した。またキャンティーン本体を焚き火に投入しお湯を沸かす時は溶けてしまうため必ずキャップは外しておきたい。（当然ではあるが）
焚き火でお湯を沸かすと驚くほどに早く沸騰する。バーナーなどでお湯を沸かすより男らしくかっこいい感じがして私はこのやり方が好きである。
またこのキャンテーンセットを持ち歩く際はキャンテーンカバーも手に入れておきたい。キャンティーンをカップに収納しすっぽり入る。こだわってる感がにじみ出てくるはずだ。
たかが水筒ではあるが、そのキャンプを格別のものとするためには水筒にもこだわりをもってみても良いではないだろうか。ただお湯を沸かす作業も特別なものしてくれる。そしてキャンプがより一層楽しくなる。このキャンティーンでキャンプを飾ってみてはどうだろうか。