乙女高原付近で野営
今回は以前にハンターカブで野営地探しに行き見つけた場所にてTheヨシと野営を計画。(ツーリングデイキャンプを楽しむ)夜勤明けで荷物をまとめヨシと一緒に野営地へ。当初スウェーデン軍テントでの野営を計画していたが、野営地に着くと大事な事に気づく。
テントを忘れた・・・
野営地で初めて気づく。グランドシートとしてグリーンシートを2枚持参していた。最悪これをタープとして使用しタープ泊にしようと考えていた。しかしTheヨシがパップテントを持ってきていたのでこれを1つずつシェアして使わせてもらう事となった。
野営地は霧がかり暗くなり始めてきている。これをランタンで明るくして設営開始。パップテントをありがたく使わせてもらう。1枚だけの使用であるため荷物やテーブルが収まらない。雨が降ったら全部濡れてしまうが天気は曇りを維持している。季節は秋、夜はひんやりと感じる。衣類やシュラフはそれなりのもが必要となるだろう。
メスキットでレトルトカレー
今回はフランス軍メスキットを使用し炊飯しながら上部でレトルトカレーを温め、夕食を準備。同じ熱源で炊飯・温めと二つの作業が同時にできるため重宝する。料理をしたくない時などは丁度良い。レトルト食品だけでなく缶詰も温められるため是非試してもらいたい。
やはり秋の夜。冷えてくる。ここで焚き火をすることにする。現地で調達したものと持参した薪を薪割りする。久々の薪割り、とても楽しく手斧にて割っていく。モーラナイフでバトニングしていく。最高の時間である。文化焚き付けを使用し簡単に着火。その場が一気に温かくなる。これからの季節は焚き火の出番が増えてくるだろう。
シュラフはそろそろ冬物へ
深夜になると普通に寒さを感じる。私は米軍スリーピングバッグを使用。シュラフカバーはゴアテックスで雨風をしのげる。野営にはぴったりである。中は寒冷地用1枚のみ使用しているがこの夜はこのシステムで十分だった。
朝を迎えると雲海が広がっていた。朝日は眩しく多少の雨で濡れたパップテントやブランケットもすぐに乾くだろう。
また野営へ
この日は雨が少しパラパラしている時間帯もあったが、霧が去り気が付くと星空と丸い月が顔を出していた。月のひかりで影が映るくらいに明るく照らされる。すべての光源を消灯するとなんとも幻想的な世界へと変貌する。鹿の鳴き声を近くで感じ、舞い落ちる色付いた落ち葉の音を感じていく。日頃の雑踏から遠ざかり心が研ぎ澄まされていく。これは野営でしか味わえないものなのかもしれない。幕を忘れるアクシデントはあったが結局野営を100%楽しんだ。今度は準備をしっかりして野営に出かけたいものだ。