東ドイツ軍テントで薪ストーブを楽しむ

東ドイツ軍テントで冬キャンプ

レインドロップカモフラージュをまとった東ドイツ軍テントは私のお気に入りの幕である。いつもは6枚連結して設営する。とても広い空間を確保でき、一味違うキャンプが楽しめる。しかし今回はさらに2枚追加し8枚連結して設営。さらに本間製作所のAS-60時計型薪ストーブをインストールした。真冬の厳しい冷え込みの中、快適にキャンプを楽しむことができた。

東ドイツ軍テント
東ドイツ軍テント8枚連結に薪ストーブをインストール



地面が凍結。ペグ入らず・・・

この日の気温は夕方の時点で-4℃。ペグダウン時、なかなか地面に刺さっていかない。地面が凍っているからだ。私のくたびれたペグは先が丸まっているモノばかり。これではコチコチの固くなった地面には刺さっていくはずがない。この日の最低気温は-8℃。寒いわけである。ペグダウンでハンマーとペグ数本をダメにしてしまった。

8枚連結は想像以上に広いが・・・

東ドイツ軍テントは6枚連結の時点で広い空間なのだが8枚連結になるとより広い空間となる。しかしこれは横に広くなるため、実際は中にポールが2本あり、このポールが意外にも邪魔に感じる場面も出てくる。これは軍幕でキャンプをするのであれば仕方ないことかもしれない。工夫してポールを二股化することも出来なくはないのだが、実に味気ないとも言えるだろう。このポールの不便さを楽しむゆとりをを持つのも、軍幕キャンプの醍醐味と言えるだろう。

ポール
このポールの不便さを楽しむ

いよいよ薪ストーブをインストール。

8枚連結した東ドイツ軍テントを設営したら、いよいよ薪ストーブをインストールしていく。薪ストーブの設置方法は何通りか思いつくが、ポンチョの腕を通す部分がちょうど煙突ガードの径と合っていたため、そこから煙突を出すこととした。ちなみに、私の薪ストーブの煙突径は106mmである。

薪ストーブ
ポンチョの袖から煙突を出すこととした。




外気温-8℃、幕内10℃の快適冬キャンプ

薪ストーブのおかげで幕内10℃の快適キャンプを行うことができた。また東ドイツ軍テントにスカートをつけて隙間を埋めることで、もっと温度は上昇するだろう。しかしこの隙間が程よく幕内の空気を循環させCO中毒を予防してくれるのだろう。センサーは必須であり必ず設置したい。

薪ストーブを持ってキャンプをするのは少しハードルが高く感じるかもしれない。しかし薪ストーブの暖かさは冬でしか味わえない。この寒い冬を100%楽しみたいのであれば、薪ストーブと軍幕をもってフィールドへ出かけてみるのも良いだろう。

 


返信を残す

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。