東ドイツ軍テント6枚連結の設営方法

軍幕をいろいろ紹介しているが、私が一番大好きな幕が東ドイツ軍テントである。理由はいろいろあるが、まずその大きさに惚れてしまう。そのレインドロップカモフラージュはカモ柄のなかでも特に渋い。私好みである。以前「東ドイツ軍テントで特別なキャンプに」でこの幕を紹介したが今回はその設営方法を説明していく。

東ドイツ軍テント設営
東ドイツ軍ポンチョ6枚連結テント

東ドイツ軍テントシートは一辺175cmの正方形である。これを6枚連結させていくのだがボタンがとても硬い。その為、私の幕は連結させてそのままになっている為ここでは連結作業は割愛させていただこう。

まず幕の底部となるハトメにゴムロープを設置しておき準備をしておく。今回は青のゴムロープを使用しているが、色的にミスマッチであるので他の色を選択すると良いだろう。

東ドイツ軍テント設営
幕の底部のハトメにゴムロープを設置。

幕を広げて側面となる部分の3つ分の幕のハトメを合わせ、そこへパップテント用のポールを4本使用しいれて立ち上げる。別にパップテント用ポールでなくて良いがある程度強度のある約145cm程度のポールを使用すると良いだろう。適当な位置にペグダウンしガイラインで固定していく。幕の重みがある為、一人でも容易にできるだろう。

東ドイツ軍テント設置
①3枚分のテントシートのハトメにポールを挿入。
東ドイツ軍テント設置
②ガイラインを使用し適当な位置でペグダウン

ここまで出来たら続いてもう一方の側面も同じように立ち上げてペグダウンする。この時点では幕の中央はたるんだ状態である。しかし中央のハトメにもポールを設置することで綺麗に幕が自立する。ちなみに中央部分は幕4枚分である為かなりのボリュームになる。

東ドイツ軍テント設営
③もう一方の側面も同じように立ち上げペグダウンする。
東ドイツ軍テント設営
④中央のハトメにもポールを設置し立ち上げる。



幕の後ろとなる底面の3箇所のあらかじめ用意しておいたゴムロープのペグダウンをおこなう。ここではテンションかけつつ綺麗に幕を張ることを心がける。

東ドイツ軍テント設営
⑤後ろ面の底部3箇所のゴムロープにペグダウン

あとは全面の底部のペグダウンであるが、跳ね上げ部分を考慮しペグダウンをおこなう。跳ね上げ部分もペグダウンすると外観は完成である。

東ドイツ軍テント設営
⑥全面の3箇所もペグダウンする。この際生えあげ部分はペグダウンしない。
東ドイツ軍テント設営
⑦跳ね上げ部分にポールを設置ガイラインをペグダウンすれば外観は完成。

冬ではこれで夜を過ごすことの可能であるが、今は残暑が厳しい季節である。その為今回は全面部分はすべて跳ね上げることとした。また側面はたるみが存在している。これを修正する為、内側に折りたたみ目玉クリップでテントポールにとめてみた。

東ドイツ軍テント設営
今の暑い季節では全面部分をすべて跳ね上げれば風通しも良い。
東ドイツ軍テント設営
側面のテントシートのあまりは折りあげて目玉クリップでポールに固定。
東ドイツ軍テント設営
道具を設置したら完成。跳ね上げによりしっかり日差しをカットしてくれている。
東ドイツ軍テント
幕の中はとても広くゆったりと過ごせるだろう。

あとは愛用している道具たちを設置したら完成である。タープ泊のノリでメッシュシェルターを使用し寝床を確保。ミリタリーブランケットでキャンプの雰囲気を出す。中央のテントポールにはランタンハンガーなどを設置し有効に使うことができる。幕内が広い為、かなりゆったりとした時間を楽しむことが可能となる。この東ドイツ軍テントのレインドロップカモフラージュに囲まれながら、9月の涼しくなり始めた夜を満喫してはどうだろうか。


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