軍幕をいろいろ紹介しているが、私が一番大好きな幕が東ドイツ軍テントである。理由はいろいろあるが、まずその大きさに惚れてしまう。そのレインドロップカモフラージュはカモ柄のなかでも特に渋い。私好みである。以前「東ドイツ軍テントで特別なキャンプに」でこの幕を紹介したが今回はその設営方法を説明していく。
![東ドイツ軍テント設営](https://i1.wp.com/gunmaku.com/wp-content/uploads/2017/08/IMG_3884.jpg?resize=840%2C630)
東ドイツ軍テントシートは一辺175cmの正方形である。これを6枚連結させていくのだがボタンがとても硬い。その為、私の幕は連結させてそのままになっている為ここでは連結作業は割愛させていただこう。
まず幕の底部となるハトメにゴムロープを設置しておき準備をしておく。今回は青のゴムロープを使用しているが、色的にミスマッチであるので他の色を選択すると良いだろう。
![東ドイツ軍テント設営](https://i0.wp.com/gunmaku.com/wp-content/uploads/2017/09/IMG_5001.jpg?resize=840%2C630)
幕を広げて側面となる部分の3つ分の幕のハトメを合わせ、そこへパップテント用のポールを4本使用しいれて立ち上げる。別にパップテント用ポールでなくて良いがある程度強度のある約145cm程度のポールを使用すると良いだろう。適当な位置にペグダウンしガイラインで固定していく。幕の重みがある為、一人でも容易にできるだろう。
![東ドイツ軍テント設置](https://i0.wp.com/gunmaku.com/wp-content/uploads/2017/09/IMG_5002-e1504340390945-1024x768.jpg?resize=840%2C630)
![東ドイツ軍テント設置](https://i0.wp.com/gunmaku.com/wp-content/uploads/2017/09/IMG_5003-e1504340646478-1024x768.jpg?resize=840%2C630)
ここまで出来たら続いてもう一方の側面も同じように立ち上げてペグダウンする。この時点では幕の中央はたるんだ状態である。しかし中央のハトメにもポールを設置することで綺麗に幕が自立する。ちなみに中央部分は幕4枚分である為かなりのボリュームになる。
![東ドイツ軍テント設営](https://i0.wp.com/gunmaku.com/wp-content/uploads/2017/09/IMG_5006-e1504341046431-1024x768.jpg?resize=840%2C630)
![東ドイツ軍テント設営](https://i1.wp.com/gunmaku.com/wp-content/uploads/2017/09/IMG_5007-e1504341303337-1024x768.jpg?resize=840%2C630)
幕の後ろとなる底面の3箇所のあらかじめ用意しておいたゴムロープのペグダウンをおこなう。ここではテンションかけつつ綺麗に幕を張ることを心がける。
![東ドイツ軍テント設営](https://i2.wp.com/gunmaku.com/wp-content/uploads/2017/09/IMG_5009-e1504341754461-1024x768.jpg?resize=840%2C630)
あとは全面の底部のペグダウンであるが、跳ね上げ部分を考慮しペグダウンをおこなう。跳ね上げ部分もペグダウンすると外観は完成である。
![東ドイツ軍テント設営](https://i1.wp.com/gunmaku.com/wp-content/uploads/2017/09/IMG_5010-e1504342281615-1024x768.jpg?resize=840%2C630)
![東ドイツ軍テント設営](https://i2.wp.com/gunmaku.com/wp-content/uploads/2017/09/IMG_5011-e1504342486720-1024x768.jpg?resize=840%2C630)
冬ではこれで夜を過ごすことの可能であるが、今は残暑が厳しい季節である。その為今回は全面部分はすべて跳ね上げることとした。また側面はたるみが存在している。これを修正する為、内側に折りたたみ目玉クリップでテントポールにとめてみた。
![東ドイツ軍テント設営](https://i2.wp.com/gunmaku.com/wp-content/uploads/2017/09/IMG_5018-e1504342869914-1024x768.jpg?resize=840%2C630)
![東ドイツ軍テント設営](https://i2.wp.com/gunmaku.com/wp-content/uploads/2017/09/IMG_5013-e1504343016231-1024x768.jpg?resize=840%2C630)
![東ドイツ軍テント設営](https://i1.wp.com/gunmaku.com/wp-content/uploads/2017/09/IMG_5020-e1504343338381-1024x768.jpg?resize=840%2C630)
![東ドイツ軍テント](https://i0.wp.com/gunmaku.com/wp-content/uploads/2017/09/IMG_5026-e1504343679407-1024x768.jpg?resize=840%2C630)
あとは愛用している道具たちを設置したら完成である。タープ泊のノリでメッシュシェルターを使用し寝床を確保。ミリタリーブランケットでキャンプの雰囲気を出す。中央のテントポールにはランタンハンガーなどを設置し有効に使うことができる。幕内が広い為、かなりゆったりとした時間を楽しむことが可能となる。この東ドイツ軍テントのレインドロップカモフラージュに囲まれながら、9月の涼しくなり始めた夜を満喫してはどうだろうか。
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