スウェーデン軍テントで秋を楽しむ

これから来る三連休のうち1日だけ仕事が休みでキャンプを予定していたが、どうやら台風がやってくるらしい。どの天気予報サイトを見ても雨マーク。なので台風前に日頃酷使している心身を充電する為、今回もまた仕事帰りでキャンプへ出かけたのであった。

この夜もTheヨシを誘い出し二人で楽しむことに。スウェーデン軍テントな気分であったため、モスキートネットとも持って行く。偶然ではあったがTheヨシもスェーデン軍テントを持って来たのである。スウェーデン軍テントが二張り並ぶときっとかっこいいだろうと思いながら、真っ暗なフィールドをランタンで照らしながらせっせと設営を開始する。

スウェーデン軍テント
スウェーデン軍テントが二張り並ぶ。




Theヨシの方は幕内にメッシュシェルターを設置。私の方はローコットとパップテント用モスキートネットを設置。それぞれ思い思いに設営していく。すべての設営が終わったのは10時30分を過ぎていただろうか。Theヨシの幕はスウェーデン軍テントシートを4枚使用し入口部分は中央を一箇所ポールを使用し跳ね上げている。2本のポールで跳ね上げると幕が大きいためたるみが多少出てしまうのだがワンポールだと見た目がとてもいい渋い張り方だ。
私の方は雨は降らないと決めつけ3枚使用し設営。いつもと同じような形となる。今回道具の収納に米軍のダッフルバックとボストンバックを使用している。幕内に並べておいているがとても絵になっていい雰囲気となる。ランタンはそのまま地面に直置き。フィールドを下から照らし出し雰囲気を盛り上げてくれる。

スウェーデン軍テント
Theヨシのスウェーデン軍テント。跳ね上げ方が渋い。
スウェーデン軍テント
米軍ダッフルバックとコットンボストンバックがいい味を出している。

今回のキャンプは以前紹介したフランス軍メスキットを使用し遅めの夕飯を作ろうと思い用意する。(フランス軍M52メスキットについて
大きい方のフライパンで鳥肉を焼き、小さな方で米を炊く。炊飯の方はエスビットポケットストーブに固形燃料2個使用。鳥肉はアルコールストーブで焼くことに。鳥肉はもも肉をニンニク、塩こしょうをして焼いていく。途中Theヨシのウイスキーを拝借してフランベする。不思議と料理が上手くなった気になってしまう。やはりアルミ製な為、若干の焦げつきができたが美味しく仕上がった。米も問題なく美味しく炊けた。
秋の涼しい夜に包まれながらのディナーは格別である。

フランス軍メスキット
蓋の中に水を張り重りの代わりに。固形燃料は2個使用で1合の米が丁度よく炊ける。
フランス軍メスキット
ウイスキーでフランベしもも肉を美味しく焼く。



フランス軍メスキット
ご飯も鳥肉もともにおいしく出来上がる。

季節は夏から秋へ。季節が変われば虫の音も変化を見せる。風は肌寒く、やや大きいサイズのバッタが数多く見受けられ、蚊に刺されることが少なくなった。忙しい日常では感じることができなかった季節の移り変わりを、ゆっくりお酒を楽しみつつ、音や肌で感じることができる。外遊びは本当にいいものである。

朝は5時には起床。仕事に行くTheヨシにコーヒーを入れる。薄明るい中スウェーデン軍テントが並ぶ光景はなんとも言えない。独特のカモフラージュが白い朝の空気にまかれ怪しく浮き立つ。すずしい朝のコーヒーは最高に美味しい。コーヒーを飲み干し、仕事に行くTheヨシを見送り、そのまま撤収作業へ。楽しかった時間の余韻に浸りながら幕をたたんで行く。
またさらに夏がその姿を完全に消しつつある。現在、日本の南に鎮座する台風の行き先が気になりつつキャンプ地を後にするのであった。

バーゴ
秋の朝のコーヒーは格別美味しい。
スウェーデン軍テント
スウェーデン軍テントのカモフラージュはなんとも言えない怪しさがある。



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